
アトランタ・ドリームが80-69で勝利し、ゴールデンステート・ヴァルキリーズの初のWNBAタイトル獲得を阻止した。これにより、シリーズは第7戦までもつれ込んだ。ドリームはこれまでファイナルで勝利したことがなく、2010年、2011年、2013年にいずれも0勝3敗のシリーズ負けを喫するなど、通算10敗を記録していた。
3勝2敗とリードして敵地アトランタに乗り込んだヴァルキリーズは、序盤から出遅れた。第1クォーター終了時点で15-32と大きくリードを許した。この出だしが勝敗を分けた。ドリームは試合を通じてリードを保ち、前半を46-26で折り返した。
ヴァルキリーズのエース、ガビー・ウィリアムズは本調子ではなかったものの、26得点を挙げてチーム最多得点を記録した。一方、エンジェル・リースはリバウンドで14本を奪い、リバウンド数でトップに立った。
序盤の攻防とリースの活躍
ドリームのリースは今季、シカゴ・スカイからトレードで加入したばかりだ。第5戦ではキア・ストークスにわずかな得点に抑えられたが、第6戦では同じような活躍を再現することができなかった。
24歳のリースは、第2戦に続いて再び際立った活躍を見せた。第2戦の活躍により、ファイナルシリーズで30得点と15リバウンドを記録した史上最年少選手となり、全体でも3人目の快挙を達成していた。
カーム・スメスコ監督率いるヴァルキリーズは、見事な戦いぶりを見せた。後がない状況で、一つのミスも許されない中、スリリングなシリーズを延長戦に持ち込んだ。
WNBAファイナルでは初めてとなる第7戦は、現地時間で日曜日の夜、ゴールデンステートで行われる。
試合後のコメント
試合後、リースは次のように語った。「私たちは毎回、先制パンチを入れたときに勝ってきた。序盤から流れをつくれた」
さらに「チャンスが必要だったし、それがあれば十分だった。今日はそのチャンスを最大限に生かせた。このチームを本当に誇りに思う。戦いはまだ終わっていない。待ち遠しいよ。あと一試合だ」と続けた。
会場変更をめぐる問題
第6戦はもともと、ゲートウェイ・センター・アリーナ(収容人数3,500人)で現地時間20時に行われる予定だった。しかし、アトランタ・ホークスの試合日程と重なる懸念があったため、会場はステート・ファーム・アリーナ(収容人数16,888人)に変更され、開始時刻も現地時間12時30分に前倒しされた。
ドリームは公開書簡で「私たちの懸念には、十分な注目も緊急性をもった対応もなされなかった。私たちはファイナル進出を勝ち取った。私たちの街には、自分たちのチームを応援する機会がふさわしい」と訴えた。
ステート・ファーム・アリーナはこの試合で満員となった。リースは「12時30分という時間にこれだけ多くの人が集まってくれたのは、決して無駄ではなかった。平日にもかかわらず来てくれて、応援してくれたファンに感謝している」と語った。