
クリーブランド・キャバリアーズのルーキーガード、ミーリーク・トーマスが、月曜夜のミネソタ・ティンバーウルブズ戦でNBAデビューを果たし、16得点(19分出場)の活躍で勝利に貢献した。チームは127-125の延長戦を制した。
開幕後の2試合では出番がなかったトーマスだが、「ずっと自分のベストを見せて、会場を後にする人たちに自分の名前を覚えてもらおうと思っていた」と語った。6月のNBAドラフトで全体34位指名を受けた20歳のトーマスは、第1クォーター残り5分53秒にピーク・ワトソンに代わって出場した。最初のシュートは右ウイングからの28フィート(約8.5メートル)3ポイントを外したが、第1クォーター残り3分39秒にはドライブから走り込みのレイアップを決めた。
デビュー戦で光った存在感
トーマスは前半に10分間プレーし、前半だけで10得点を挙げてチーム内得点トップに立った。6本中4本を3ポイントで決めるなど、フィールドゴール10本中6本成功という内容だった。リバウンドは2本、スティールは1本を記録した。
オールスターガードのドノバン・ミッチェルはチームトップの25得点を挙げ、トーマスについて次のようにコメントした。「ルーキーがハーフタイムまでこれほど流れを変える存在になるのは非常にまれだ。初戦でチームの起爆剤になるのは普通ではない。ミスもあったが、積極的だった。恐れることなくゲームに影響を与えようとしていた」
キャバリアーズの新人がベンチから出場してデビュー戦で挙げた得点は、トーマスの16点が2番目に多い記録となった。1位は、1997年10月31日のヒューストン戦でブレビン・ナイトが記録した18点だ。ナイトは当時、スタンフォード大学から全体16位で指名されていた。
ベンチの判断とチームの逆転劇
ケニー・アトキンソン監督は、フィラデルフィア戦とブルックリン戦ではマッチアップの問題からトーマスを起用しなかったと説明した。今回起用に踏み切ったのは、ミッチェルとジェームズ・ハーデンの負担を軽減するため、コート上にもう一人のボールハンドラーが必要だったからだという。
キャバリアーズは前半に最大15点のビハインドを負ったが、第3クォーターに盛り返し、延長戦で逆転勝利をつかんだ。トーマスは最後の9分35秒はコートに立たなかったものの、ミッチェルは勝利の功労者としてこのルーキーを挙げた。
トーマスはプレシーズン中にハーデンやミッチェルと過ごした時間で自信を深めたという。ミッチェルは、トーマスの守備へのこだわりに驚いたと明かし、「オフェンスではシュートを決める。学ぶ意欲もある。彼を獲得できたのは本当に幸運だった」と話した。
アトキンソン監督は「このリーグでは、何度も繰り返し結果を出さなければならない。ドラフトで指名した日から、彼には大きな期待を寄せていた」と述べた。