
レブロン・ジェームズが試合中に、思わぬ形で赤ワインを味わう場面があった。月曜夜のシカゴ・ブルズ戦、第3クォーターにフィラデルフィア・セブンティシクサーズが11点リードしていた場面だ。ルーズボールを追ったジェームズは、ワインのカップを持っていたファンとぶつかった。そのワインはジェームズのお気に入りの赤ワインだった。
ジェームズは笑顔でこう語った。「腕にかけたらどうなるか、味がどうか確かめたかったんだ。まあまあだったね」
ジェームズは以前から、毎日グラス1杯のワインを飲んでいると公言しており、長寿の理由の一つとして挙げている。
ぶつかったファンは、セブンティシクサーズのシーズンチケット保有者であるトロイ・クレモンズだ。ジュリアス・アーヴィングの息子たちと一緒に育った人物でもある。クレモンズは、ジェームズが一口飲んだことに驚いたり腹を立てたりはしていないと話した。
「彼がここにいてくれて、ただうれしいんです。ワインが服にかかっても、まったく気にしていません」
試合の内容
セブンティシクサーズは試合に126対107で勝利し、今季の成績を7勝1敗に伸ばした。ジェームズは15得点、7リバウンド、9アシストを記録した。
ワインの一件以外にも、ジェームズは試合を盛り上げた。アンドワン(ファウルを受けながらのシュート成功)となったレイアップの後にダンスを披露し、ガードのタイリース・メイクシーを大笑いさせた。その後、今度はメイクシーがアンドワンを決めると、ジェームズは再び一緒に踊った。さらに、きつい状況でも味方に的確なパスを出し続けた。
表面的に見れば、フィラデルフィアに来てから最も楽しそうな試合だったと言える。
ジェームズは試合後、こう語った。「長いマラソンみたいなものだからね。仕事中でも、集中しているときでも、楽しめる工夫をしないと、きつくなってしまう。特にキャリアのこの段階では、小さな瞬間を味わえることが大事なんだ」
さらにこう続けた。「ファンは僕たちにとても良くしてくれている。僕たちも、きちんとしたバスケットボールを全力でプレーし、ショーマンシップも示すことで、彼らに応えたいと思っている。今夜は僕たちにとって素晴らしい試合だった」
過去の飲酒にまつわる出来事
ジェームズが試合中に酒にまつわる出来事を起こしたのは、今回が初めてではない。2017年のイースタン・カンファレンス準決勝第1戦では、アンドワンのレイアップを外した後、売り子の手からビール瓶をふざけて取り上げた。飲むそぶりを見せてから、そのまま瓶を返した。
セブンティシクサーズの次戦は水曜日で、相手は今季唯一の黒星を喫させたデトロイト・ピストンズだ。